ダイエット方法

脳ダイエット「やせる脳」の作り方を大公開!知らなきゃ損するリバウンド知らずのダイエット

脳ダイエットとは、今までの”思い込み”を正して、自分の脳を正常にはたらかせることによってダイエットをする方法です。

ダイエットに失敗している人は、”思い込み”のせいでなかなかダイエットが進んでいない可能性があります。

  • 思ったように痩せられない。
  • ダイエットをするけれどリバウンドしてしまう。
  • 〇〇ダイエットをしたけれど、成果が出ない。

世の中には”いくら食べても太らない”という体質の人がいます。

とても羨ましいですよね。

大食い番組に出ているギャル曽根さんや、ロシアン佐藤さん、MAX鈴木さんなど、本当にいくら食べても太らないフードファイターのような職業をやっている方もいらっしゃいます。

しかし、フードファイターのような人が身の周りにゴロゴロいるかといえばそうではありません。

少なくとも私の周りにはラーメン10杯食べる人はいません。

彼らは生まれ持った「才能」というか「特技」としてたくさん食べられるのであって、半分は先天的なものだと思われます。

100万人に1人の逸材です。(もちろん大食いのための練習などはしていると思いますが。)

そうではなく、身の回りには「食べているのに太らない人」「食べれば食べただけ太る人」がいると思いませんか?

脳ダイエットで「やせる脳」を手に入れれば、「食べているのに太らない人」の仲間入りをすることが出来ます。

私は3ヶ月で約13kgのダイエットに成功しました。
この「脳ダイエット」を実は実践していたことを後から知ることになりました。

ダイエットが終了した後も、ダイエットに関する知識を蓄積するべく色々な書籍を読んでいます。

先日「精神科医の脳ダイエット」という本を読みまして、「やっぱりそうだよね。」と腑に落ちたところがありました。

そこで今回は、『脳ダイエット「やせる脳」の作り方を大公開!知らなきゃ損するリバウンド知らずの方法』と題して、ダイエットに対する心の持ちようや、リバウンドせずに体型を維持するための方法を書いていきます。

この記事を通して「痩せている人のあたりまえ」を発見していきましょう。

脳ダイエット「やせる脳」の作り方。痩せている人のあたりまえを知る。【基本編】

やせる脳
「脳ダイエット」つまり「やせる脳」を作っていくわけですが、痩せている人たちの考え方を学ぶということでもあります。

痩せている人たちが「あたりまえ」にやっていることが、太っている人はできていない。

そのちょっとした違いが、「やせる脳」と「太る脳」の違いになのです。

脳ダイエットの基本「ホメオスタシス」(恒常性の維持)

脳ダイエットの基本となるのが「ホメオスタシス」というもの。

ホメオスタシスとは

恒常性の維持。正常な状態・心地よい状態を体が保とうとする働き。

体重や肥満に関していえば、体には「設定値」というものがあります。

設定値とは、その人の体格に対してカラダが一番ラクな体重のこと。

体重が設定値から大きく変わることがないように、恒常性を維持しようとするメカニズムが働いて、体重が増えたり減ったりします。

体重が設定値よりも低くなると、体は体重を増やそうとする。

逆に設定位置よりも高くなると、体は体重を減らそうとする。

つまり、自分の身長や体質に対する“本来の体重”になるように「脳」が調節してくれるので、「脳を正常な状態に戻す」のが脳ダイエットの基本となります。

痩せてくるとなかなか痩せなくなる。

ホメオスタシスの例の1つめを挙げておきます。

すごく細い人が、「ダイエットがなかなか進まない」と嘆いているのを聞いて「チッ!」と思ったことはありませんか?

お前、もう十分痩せてるだろ!

そういう気持ちはひとまず置いておいて(笑)

痩せている人はさらに痩せようとすると、体(脳)の抵抗を受けることになります。

「それ以上痩せると危険だから、痩せないようにしなさい。」

その結果として、痩せれば痩せるほど痩せにくくなるのです。

筋肉がなかなかつかない。

筋肉モリモリのマッチョたちが「なかなか筋肉が増えない」というのも同じ理由。

「それ以上筋肉をつけると、逆にカラダには良くない」

と脳が判断して、筋肉がなかなかつかないようになるのです。

トレーニング1年目・2年目はカラダがすごく変わるけれど、その先はなかなか変わらないです。

まとめると

  • 体は本来あるべき姿に近づけようという働きがある。
  • 痩せ過ぎても太りすぎても元に戻そうとする。
  • 痩せている人は、本来あるべき姿になるための脳の使い方をしている。

太っている人は、脳が誤解をしてしまっている可能性があります。

それは「習慣」や「考え方」によって引き起こされています。

やせる脳の考え方:5つの習慣・考え方を知って、やせ脳になる。


では、やせる脳の習慣や考え方はどのようなものなのか。

5つの「やせ脳」の考え方を見ていきましょう。

やせる脳1. 太らない人はお腹が空かないと食べない

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、1つめは「太らない人はお腹が空かないと食べない。」です。

こんなエピソードがあります。

A子とB子は同級生。

社会人になってからも二人はよく一緒に遊び、食事をする仲でした。

A子もB子も食事をする時は同じように食べ、同じように飲んでいるにもかかわらず、A子はぽっちゃり系・B子はスリム系でした。

A子「(B子はいいな…。同じものを食べても太らないんだから…。)」

ある日、二人は自分たちのご褒美として東京の一流ホテルにチェックインしました。

その日の夜は豪華なフランス料理のフルコース。
もちろん二人は全てを楽しみ、ワインを嗜み、ワゴンサービスのデザートまでしっかりと食べました。

フランス料理

次の日の朝。
一流ホテルの朝食ですから、もちろん一流。各国の豪華料理がビュッフェ形式で用意されています。

A子はワクワクしながら朝食のビュッフェを食べに行く準備をしているとB子が一言、驚きの発言をしました。

B子「私、朝食はパスする。」

A子はビックリ。
普段は食べられないような豪華な朝食のバイキングをパスするというのですから。

しかしB子はさも当然かのように言います。

B子「いや、昨日あれだけ食べたから全然お腹へってなくて。逆によく朝ごはん食べられるね。胃が強いのかな(笑)」

それは嫌味ではなく、本当に・純粋に不思議に思っての発言でした。

そこでA子はハッと気づくことになります。

「(私はお腹が減ったから食べるんじゃない。朝食がもったいないから食べるんだ。)」

どうでしたか?そんな経験ありませんか?

「もったいないから食べる。」よくあると思います。

  • 子供が残したおかず。
  • 最後の1個2個のからあげ。
  • せっかくの旅行だから。

教訓1:痩せている人は本当にお腹が空かないと食べない。

やせる脳2. 太らない人は時間で食べない

やせる脳その2は、「太らない人は時間で食べない」です。

健康意識の高い親に育てられた方は当てはまるかもしれません。

「3食きっちり時間食べ」

やせる脳1にも関わってきますが、本当にお腹が減っていないのに「時間だから食べる。」ということをしていませんか?

朝:7時
昼:12時
夜:19時

とても規則正しくて素晴らしいですね。

確かに子供の頃は部活動や体育の授業など、体力を使うことが多かったので、その時間がちょうど良くお腹がすく時間だったかもしれません。

しかし大人はどうでしょうか。

中学生・高校生のように運動しているわけでもありませんので、消費カロリーは少ないのです。

「本当にスカスカにお腹が減っていますか?」

確かにお腹が空いたという感覚はあると思います。
しかし「本当にスッカスカ」にお腹が減ったというわけでもないと思います。

痩せている人は「本当にお腹が空かないと食べません。」

ですから、「時間だから」という理由で食べたりもしないのです。

教訓2:時間で食べない。スッカスカにお腹が減ってから食べる。

やせる脳3. 太らない人は満腹まで食べない

やせる脳その3は「太らない人は満腹まで食べない。」です。

痩せている人の「はーお腹いっぱい」と
太っている人の「うぅ…お腹いっぱい」は別物。

太っている人のお腹いっぱいは「もう無理一歩も動けない。ベルトの穴緩めないとアカン」という意味です。

わかります。かつての私です。今でもたまにやります。

痩せている人のお腹いっぱいは、すぐに動いても大丈夫。

やせる脳4. 太らない人は食べたいものを食べる

やせる脳その4は「太らない人は食べたいものを食べる」です。

一見太りそうな感じがしますが、これが

やせている人は惰性だせいで食べたりはしません。

・テレビを見ながらなんとなくポテチをつまむ。
・ちょっと小腹が減ったからチョコレートを1つだけ食べる。
・夜中起きたときにせんべいを一枚食べる。
すべてデブ時代の私が行っていた行動です。

こういうことをやせている人はやらないのです。

教訓4. やせている人は本当に食べたいものを少しだけ食べる。

やせる脳5. 太らない人は食べる順番に気をつける

やせる脳その5は、「食べる順番に気をつける」です。

これはよく言われていることですが、食べる順番に気をつけると血糖値の上昇の仕方が変わります。

また、炭水化物ばかりの食べ物をあまり食べないようにすることも大切になります。
炭水化物ばかりだとバランスが悪いですし、血糖値も急上昇してしまいます。

・ラーメン
・チャーハン
・おにぎりだけ
・そば
・うどん
・パンとコーヒー

こういったものを食べる場合は、主食の量を少し減らして野菜などをプラスしましょう。
たんぱく質・脂質・炭水化物のバランスを取るようにします。

教訓5. 食事はバランス良く。炭水化物ばかり食べない。

脳ダイエット基礎編まとめ

脳ダイエットは上記の基本習慣・基本の考え方を守ることによって、恒常性の維持(ホメオスタシス)が働いて、自然と体重が落ちていきます。

基本のおさらいをしておきましょう

1. お腹が完全に減ってから食べる。
2. 時間だからといって食べない。
3. 満腹になるまで食べない。
4. 本当に食べたいものだけ食べる。
5. バランスよく食べる。

え?運動はしなくていいの?と思った方もいると思います。

ダイエットとは本来「食事」の意味です。
食習慣を正すことによって、自然と摂取カロリーが減ってダイエットを成功させることができるでしょう。

脳ダイエット「やせる脳」を加速させる方法【実践編】

加速させる
ここからは「やせ脳」を加速させる実践編です。

基本編が抑えられたら、次はダイエットを加速させていきましょう。

加速させる方法は全部で6つです。

では、一つずつ見ていきましょう。

夕飯だけ低糖質にする

糖質制限ダイエットやケトジェニックダイエットなどがはやっていることから分かる通り、過度な糖質が私たちに与える影響はマイナスです。

しかし、糖質を制限しすぎると逆に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。

そこでおすすめしたいのが、夕飯のみ糖質制限をするという方法です。

糖質は素早くエネルギーに変わることでも知られているように、昼間に摂取した糖質はエネルギーとして使ってしまいましょう。

夜はエネルギー必要としませんので、糖質をカットしてしまいましょう。

甘いものが食べたくなったときの対処法


どうしても甘いものが食べたくなるときもありますよね。

私も甘い物好きなのでこの対処方法には困りました。

具体的な対処方法は3つ(2つ)あります。

1. 甘いものは翌朝(昼間に)食べる。
2. チートデイ(食べてもいい日)を設ける。
3. 食べたいものリストに追加して別の日に食べる。

対処1:翌朝食べる。

甘いものが食べたくなるのって夜が多くないですか?
私は夜に甘いものが食べたくなって食べてしまっていたのですが、夜の甘いものは一番太る物といっても過言ではありません。

そこで、夜に食べたくなった甘いものは朝食べるというルールを作りました。

甘いものは朝に食べることによって、エネルギーとして消費してしまおうという作戦です。

また、翌朝起きてみるとそこまで甘いものを欲していない自分に気づいたりもします。

昨日あれだけ食べたかった気持ちは何だったんだろう?

対処2. チートデイ(食べても良い日)を設ける。

チートデイという言葉を聞いたことはありますか?

チートデイとは、「停滞期」を打破する方法。

停滞期は、ダイエットをすることによって今まで取ってきたカロリーよりも少ないカロリーしか体に入ってこないときに起こります。

停滞期は、エネルギーを使わないように体が消費エネルギーをセーブをすることから起こるとも言われています。

チートデイはダイエットの途中でたくさんエネルギーを体にいれる日(たくさん食べる日)を設けることによって、停滞期を打破することを目的とした日です。

チートデイには「ストレス解消」という側面もあります。

脳ダイエットの場合は「本当に食べたいものを食べる。(教訓4)」ということはできますので、他のダイエットよりもストレスは少ないです。

しかし、今まで食べたいときに食べたいだけ食べていた人にとっては、初めのうちはストレスになります。(実際にストレスになりました。)

脳ダイエットの場合のチートデイはストレス解消の側面が強いです。

「この日は本当に食べたいものを食べよう。」と決めておくことで、我慢することもできるようになります。

チートデイは週に1回程度にしましょうね。

対処3. 食べたいものリストを作成する。

これは脳をだます作戦なのですが、かなりオススメしています。
私は「本当に食べたいもの」というものがよくわかりません。

「今、これを本当に食べたい気がする。」と、お菓子でもケーキでもなんでもかんでも思っていたら、脳ダイエットは成功しません。

「これ食べたいな!」と思ったものを片っ端からメモして食べたいものリストを作成しました。

そしてチートデイの日にそのリストを見返すと、不思議なことに95%は別に今はいいかな?といったものばかり。

食べたいものリストの中から「本当に食べたい物」を選ぶことが出来ます。

ちょっと食べたいなと思ったその瞬間に食べるのではなく、時間を置いて「本当に食べたいのか」を判断しましょう。

筋トレをして基礎代謝・基礎体温を上げる。

筋トレがダイエットに良いということは最近良く言われていますよね。

一昔前は有酸素運動をしなければ脂肪は燃えないから、筋トレよりも有酸素運動をしましょう。と言われていましたが、最近は筋トレの方が推奨されています。

有酸素運動ももちろんダイエットに対して有効です。

有酸素運動と無酸素運動(筋トレ)の違い

有酸素:動いているときだけ消費

筋トレ:終わった後も消費し続ける。

有酸素運動の場合は、動いているまさにそのときに脂肪を燃焼しています。
運動中のみを比べると確かに筋トレよりも有酸素運動(ジョギングなど)の方がカロリー消費は多いです。

筋トレの場合は、トレーニング後もジワジワと燃焼が続きます。
また、筋肉が増えることによって基礎代謝がアップします。

基礎代謝がアップすることによって、何もせずに消費するカロリーが少しずつ増えます。

一番いいのは筋トレと有酸素を掛け合わせることです。
ただし、有酸素運動は長くやりすぎると疲労が溜まったり食欲が増えたりしますので注意が必要です。

両方やるなら筋トレ→有酸素の順番

体重計は気にしない

ダイエット中は体重計に乗って、体重の減りを確かめたいですよね。

もちろん体重計に毎日乗って記録を付けることは良いことです。私もダイエット中は毎日体重を計って記録していました。

しかしダイエットには停滞期が訪れます。
特に女性の場合はどうしても体が水分を溜め込む時期(月経中)があり、体重が減らないどころか逆に増えるということもあります。

そのことで精神的にストレスを感じてしまうのであれば、いっそのこと体重計を気にするのをやめてしまいましょう。

「体重が減らない。病む。」
「どうせ痩せないから食べてしまおう」

Twitterで何人も見てきました。
あなたの体重はあなたが公開しない限り誰も知ることはありません。

停滞期は思い切って体重をはからない。

食べること以上に好きなことを見つけられれば最高

食べることは人間の3大欲求の1つですから、そのことをストレス解消法としてしまう人も多いかと思います。

「ダイエットをしよう!」と思い立ったら、食べること以外のストレス解消法を見つけられるように、自分の興味があることにチャレンジしてみましょう。

食べること以外で自分が夢中になれることがあれば最高。
ストレス解消
以前から興味のあったことにチャレンジ。
「習い事を始める」「好きなだけ読書をする」「遊園地に行ってみる。」「ひとりカラオケにチャレンジしてみる。」

何でも良いです。
自分が面白そうだなと思うことをどんどんやってみましょう。食べること以外でストレスを発散する方法をいくつも発見していきましょう。

健康的でスリムな人は、アクティブに色々な活動をしていませんか?
痩せている人たちは食べること以外でのストレス解消が上手なのです。

ダイエット中に食べること以外のストレス解消法を見つけられると最高です。

脳ダイエット「やせる脳」の考えた・習慣まとめ

脳ダイエットで大切なことは、「空腹感」という体の声に耳を傾けることです。

やせる脳の習慣・考え方を1つずつでも自分の習慣として取り入れていくことで、無理なく痩せていくことができますし、リバウンドをする心配もありません。

最後に脳ダイエット「やせる脳」の考え方・習慣をまとめておきます。
自分ができることから取り入れてみてください。

脳ダイエットまとめ
  • [基本]1. お腹が完全に減ってから食べる。
  • [基本]2. 時間だからといって食べない。
  • [基本]3. 満腹になるまで食べない。
  • [基本]4. 本当に食べたいものだけ食べる。
  • [基本]5. バランスよく食べる。
  • [実践]1. 夕飯だけ低糖質にする。
  • [実践]2. 筋トレと有酸素運動を取り入れる。
  • [実践]3. 甘いものは朝orチートデイに。
  • [実践]4. 食べたいものリストを作成して「本当に食べたいもの」を発見する。
  • [実践]5. 体重計は気にしない。
  • [実践]6. 食べること以外のストレス解消を見つける。