2019年7月1日に行われたテニス・ウィンブルドン選手権第1日目で、世界ランキング2位の大坂なおみ選手が同39位のユリア・プティンツェワ選手に敗れた。
- 大坂は第1セットは第3ゲームをブレイクし、主導権を握った。
- しかし後半に入るとミスを連発。タイブレイクは4―7で落とす。
- 第2セットは第5ゲームに先にブレイクされた。
- 第6ゲームにはブレイクチャンスを握るもミスショットが続き、奪うことができず。
- 相手のスライスショットに苦しみ、最後まで巻き返すことはできなかった。
4大大会では17年全仏オープン以来、自身2度目の初戦敗退。
ウィンブルドンで大坂選手を破った対戦相手『ユリア・プティンツェワ』選手ってどんな選手?
ユリア・プティンツェワ選手って何人?どこの国の人?
ウィンブルドンで世界第2位の大坂選手を倒した、ユリア・プティンツェワ選手。
国籍は「カザフスタン」だそうです。
プロフィール・世界ランクなど
選手名 | ユリア プティンツェワ |
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世界ランク | 39位(2019年7月1日時点) |
国籍 | カザフスタン |
出身地 | ロシア(MOSCOW) |
生年月日 | 1995年1月7日 |
身長 | 162.6cm / 59.0kg |
利き腕 | 右 |
ユリア・プチンツェワ選手の戦績:2019年7月1日時点
4大大会最高成績・シングルス
全豪 3回戦(2016)
全仏 ベスト8(2016・18)
全英 2回戦(2015・16・18)
全米 2回戦(2016・17)
ベスト8にも残ったことのある実力者。
しっかりと大坂なおみ対策をしてきたということでしょう。
実は対戦は2度目
プティンツェワは過去の対戦で2戦2敗の難敵。
多用するスライスで相手のリズムを乱すテニス。今回も大坂選手はこの乱すスライスを攻略できなかったということです。
大坂は「彼女と2回も戦っていたので、驚きはしない」と敗戦を受け入れました。
ウィンブルドンの試合動画
非常に残念でしたが、この負けを糧に次頑張ってください!
会見は見ていてかわいそうだった。
世界のトップであることの重圧・難しさ
試合後の会見で大坂には「スーパースターの重圧に適応できなかったのか?」と質問。
大坂は「退席してもいい?泣きそう。ごめんなさい」と神妙に答えた。
そのまま進行役の運営スタッフとともに会見場を後にした。
質問は全11問。約4分30秒で会見は打ち切られた。
その後、日本メディア用の取材のため会見場に戻るよう説得された大坂。
しかし運営スタッフの説得も効果はなく、再び会見場に現れることはなかった。
舞台裏では涙を流していたという。
大きな重圧の中で戦わなければならない。そんな環境になってから、大坂選手の動きは以前よりも固くなったような気がしますね。
重圧をはねのけて、次の試合では思い切り大坂選手らしいプレーを期待しています。
頑張れなおみ!