朝起きた時。
「顔、まる!!!」
って驚愕したことありませんか?
せっかくダイエットをしてきたというのに、
大事な日の朝に顔がパンパン体パンパンで激萎え…。
むくみが原因で、体重がメチャクチャ増えることもあります。
水はカラダに良いっていうから、たくさん飲んでいるのにこの仕打ち…。
もう水飲みたくない…。
そうならないように、この記事ではお風呂で一気にカラダ全体のむくみを解消する方法を伝授いたします。
デートの日、健康診断の日、身体測定の日にむくんでいて体重が1kg増えたら最悪ですよね。
30分もあればそのむくみ、取れますよ!
サクッと要点まとめ
お忙しい方に要点だけ先にまとめておきますね。
- むくみの原因は複数ある。
- 塩分過多に気をつけよう。
- むくむと体重が1kg・2kg増えることもある
- インターバル入浴法で汗をかこう
- 3分入浴→1分休憩
- 水分が抜けただけ。脂肪は減っていないので痩せたと勘違いしないこと。
では、細かく見ていきましょう!
むくみの種類
まずむくみのことを知らないと対策できませんよね。
そもそもなぜカラダは浮腫むのか。
むくみの種類は大きく分けて2種類に分類されます。
- 病気に関わるむくみ
- 一時的なむくみ
病気に関わるむくみ

浮腫を起こす病気は、心不全、肝硬変、薬剤性、原因不明(特発性浮腫)と、腎臓病と限ったわけではありません。浮腫が起こる病気としては、血液の循環を調節している心臓の働きが低下し(心不全)、毛細血管の血液が正常に心臓に戻れない場合、毛細血管の圧が上昇して血管の中の水分が外ににじみ出てむくみ(浮腫)が生じます。
腎臓病の症状から診断へ:むくみ(浮腫)の原因:大阪府立急性期総合医療センター腎臓高血圧内科
むくみの原因の1つが病気に関わるむくみ。
- 心不全
- 肝硬変
- 薬剤性
- 突発性浮腫
- 腎臓病
もしもむくみが長引くようであれば医療機関に相談してみることをおすすめします。
薬剤性のむくみ
お薬を普段から飲んでいる人は、薬が原因となる「薬剤性浮腫」もあります。
浮腫が出る可能性のある薬はたくさんあります。
- 胃腸薬
- 高血圧の薬
- 糖尿病の薬
- うつ病の薬
- 鎮痛剤
- ホルモン剤
- 抗がん剤
一時的なむくみ:顔のむくみ・足のむくみ
朝はぴったりだった靴が夜にはパンパンに。
起きたら顔がアンパンマンになっていた。
私たちが一般的に感じるむくみはコチラの方。
一体何が原因でむくんでしまうのか。
むくみの主な原因
私たちがむくんでしまう主な原因は
- 塩分の過剰摂取
- 睡眠不足
- 筋力の低下
- 長時間座りっぱなし、立ちっぱなし
- ストレス:代謝の低下
- 疲労:代謝の低下
塩分の過剰摂取
むくみの原因で多いのが塩分の過剰摂取。しょっぱいものの食べ過ぎです。私たち日本人の食生活は塩分過多と言われています。
塩分を多く摂ることでカラダが塩分濃度を一定に保とうとして、水分を蓄えてしまいます。
睡眠不足
睡眠不足はむくみの原因になります。人間は寝ている間にカラダの調整を行います。体内の水分バランスも例外ではありません。
筋力の低下
筋肉は私たちの血液を巡らせるポンプの役割を担っています。特に太もも、ふくらはぎといった足の筋肉は、むくみと大きく関わります。筋力が低下してしまうと、むくみの原因になります。
長時間の立ちっぱなし・座りっぱなし
オフィスワークなどで長時間座りっぱなしのときにむくんだ経験はありませんか?同じ姿勢でずっといると水分が溜まってしまってむくんでしまいます。1時間に1度程度は立ち上がったり座ったりと、体制を変えるといいでしょう。
ストレス:代謝の低下
ストレスが溜まると代謝が滞ってしまいます。特に「コルチゾール」というストレスホルモンは厄介で、肥満の原因にもなります。上手にストレス解消してくださいね。
疲労:代謝の低下
疲労は言うまでもなく、むくみの原因となります。疲労物質が溜まってしまうと、血流が悪くなりカラダがむくんでしまいます。
朝よりも夜のほうが体脂肪率が低いのは水分が原因
体重を朝と夜と2回計ったときに、夜のほうが体脂肪率が低いことがよくあります。
朝と夜では3%~5%も違うこともあります。
体脂肪計では、微弱な電流の流れ方で体脂肪率を計測しています。夜は基本的にカラダが水分を多く含んでむくみます。
水分は電流を流しやすいので、体脂肪率は低めに出ることが多いです。
むくむとどれくらい体重が増えるのか
むくんでしまうとどれくらい体重の増加があるのか。その人の性別・身長・年齢にもよりますが、1kg~2kgは増えると言えるでしょう。
また、多い人は2kg以上増える人もいます。
体重が1日で1kg増えた!減った!というのはこの水分量のせいであると言えます。
むくみで体重は1~2kg簡単に増える
むくみを取る方法いろいろ
むくみを取る方法はいろいろあります。
- マッサージ
- ツボ押し
- 軽い運動
- ストレッチ
- お風呂
今回は直接的にアプローチする「汗をかいてむくみを取る」お風呂でのむくみ取りをしていきましょう!
お風呂でむくみ対策
むくみを取る・汗がドバドバ出るお風呂の入り方は「インターバル入浴法」です。
- お湯の量は普通の量で行う。
- 3分入浴→1分休憩のインターバルで
- 最低5セット(20分)行う。
汗がガンガン出ますので、毛穴も開いて汚れも落ちる!
むくみも取れるし、汚れも落ちるしで素晴らしい効果が期待できます。
お風呂に入っている間にマッサージをするとむくみとり効果UP
3分入浴→1分休憩のインターバルですから、ちょっと忙しいかもしれませんがその間にマッサージも取り入れると更にむくみとり効果が上がります。
手でマッサージする。ローラーなどの器具を使う。それぞれの方法でマッサージも取り入れてみてください。
注意点
インターバル入浴法の注意点があります。
脱水症状に気をつけて
この入浴方法はかなり汗が出ますので、脱水状態にならないように適度に水を飲んで行いましょう。
水を飲んだら意味がないって?大丈夫、飲んだ以上に汗が出ます。
痩せたわけではない。
何を基準に「痩せる」というのかは人それぞれかもしれませんが、「脂肪が減ったわけではない」ということを忘れてはいけません。
この施策は一時的なもの。
・むくんでしまったカラダを正常な状態に戻す。
・スッキリしたい。
・一時的に体重を減らしたい。
そういった場合には役に立ちますが、脂肪を減らしたいという理由でこの入浴方法を行ってもそれほど効果はありません。
朝やる?夜やる?
インターバル入浴法を朝やるのか夜やるのかは自由ですが、私は朝起きてどうしてもむくみが取れないときに行っています。
オススメはしませんが、健康診断のように「公式記録」が出てしまう測定の時…。ご飯抜いて行く人も多いんじゃないですか?(笑)えぇ、私もですよ。
ということで、健康診断の前日の夜。そして朝にコレをやります。
危険が伴います。自己責任でお願いします。
【スッキリ】お風呂でむくみ解消。入り方次第で汗ドバドバ!-1kg以上も。まとめ
むくみって本当に嫌ですよね。
体質によってむくみやすい人、むくみにくい人もいるようです。
「自分はちょっとむくみやすいんだよな…。」という方は、ぜひこのインターバル入浴方法を試してみてください。
注意しなければならないのは「水分量が変わっただけで、痩せたわけではない」ということ。
1kg、2kgの体重の変化は誤差です。
これを毎日やったからと言って5kg減るわけではありません。
普段汗をかく習慣のない人は、この入浴方法で汗腺を刺激して、汗が出やすい状態にするといいかもしれませんね!
ではまた!
