ダイエットをするときに気になるのが温度・室温です。
部屋の温度は暑くして汗をたくさんかいたほうが良いのか。それとも部屋の温度は低くしたほうがいいのか。
その答えとなりそうな論文がありましたのでご紹介します。
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結論:ダイエットで部屋の温度は低いほうが痩せる。
結論から先に書いておきますと、「室温は低いほうが痩せやすい」ということです。
低い室温は細いウエストと関係がある。
この調査は、1103名を対象にしています。
2010年~2014年の4年間のうち10月~4月までのウエストサイズを計測、そして参加者の家の室温をチェックしました。
その結果「冬場の室温が低ければ低いほど、ウエストが細い」という結果が出ました。
結果まとめ
- 室温が10℃以下:ウエストサイズ平均81.3cm
- 室温が20℃以上:ウエストサイズ平均84.9cm

室温が低いほうが痩せるんだね。

別の似たような研究があるよ。
睡眠時の室温で代謝が上がるという結果
別の研究で、睡眠時の室温によって代謝が変化するのかを調べたものがあります。
実験方法
被験者に4ヶ月間、室温の調節された部屋で寝てもらう。
実験方法
- 1ヶ月目:適温(24℃)で寝る。
- 2ヶ月目:肌寒い(19℃)で寝る。
- 3ヶ月目:適温(24℃)に戻す。
- 4ヶ月目:暖かい部屋(27℃)で寝る。
結果
肌寒い(19℃)で寝た被験者は、代謝機能が向上し、脂肪が燃えやすくなった。
理由
- インスリン感受性が改善した。
- 褐色脂肪細胞が倍増した。
- 逆に暖かい部屋の場合は、褐色脂肪細胞が減る。
褐色脂肪細胞は、カラダの代謝を高めることで知られています。
ダイエットと室温の関係まとめ
部屋の温度は低めにしておくのが、ダイエット的には正解ということでした。
逆に暖かくしてしまうと、褐色脂肪細胞が働いてくれないので逆効果のようですね。
とはいえ、あまり寒くしてしまって体調を崩してしまっては本末転倒。
「ちょっと肌寒いかな」程度の温度が最適と言えますね。
部屋を涼しくして、自動的にカロリー消費する環境を作りましょう!
ではまた!
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