- 「糖質制限ダイエットにチートデイは必要?」
- 「チートデイって意味があるの?」
チートデイについては、様々な意見がありますね。
この記事ではお医者さんの立場から「糖質制限ダイエットにチートデイは必要か?」という動画がありましたのでご紹介します。
チートデイについて興味があれば読んでいってください、
サクッとまとめ。
先に結論から書いておきます。
- 糖質制限ダイエットでチートデイは必要ない。
- むしろ逆効果にもなる。
- カロリー制限ダイエットであれば効果はある。
ということです。
では詳しく見ていきましょう。
糖質制限ダイエット中にチートデイは有効か?医師の見解。
医師:高須幹弥先生
HP:美容整形・美容外科の高須クリニック【公式】
高須クリニック名古屋院院長。美肌治療、プチ整形、目、鼻の手術、エイジングケア手術、豊胸手術、脂肪吸引、エラ、顎、頬骨切り/削りなどオールマイティーに美容外科治療を担当。父親はあの高須克弥氏
まず糖質制限とは
糖質制限ダイエットとは、通常1日に摂取する糖質量を50g以下や、厳密な場合は20g以下に落とすもの。
そうすることで「インスリン」の分泌を抑制し、脂肪を脂肪細胞に取り込ませなくする。
[nlink url=”https://rito105.com/glycemic-index/”]
しばらくすると「ケトン体回路」が活性化して、ケトン体をエネルギー源にすることができるようになります。
カロリーは制限しないのが糖質制限ダイエット
カロリー制限とは違い、空腹と戦う必要が無いのが糖質制限ダイエットの良いところですよね。
基本的に糖質を抑えますが、カロリーは今までと同等程度食べていくのが糖質制限です。
糖質制限では食べる量は制限しません。
糖質制限ダイエット中にチートデイは必要ない。
チートデイは「カロリー制限ダイエット」には効果があると先生は言います。
カロリー制限ダイエットには効果がある。
人間の体には「ホメオスタシス」=「恒常性維持機能」というものがあります。
環境が変化しても体の状態を一定に保とうとする生体的働きのこと
例えば、1日の摂取カロリーを1500kcalに抑えて生活していると、そのカロリーに合った消費カロリーになっていくということです。
つまり、基礎代謝が下がるということです。
カロリー制限でレプチンが分泌されづらくなる。
カロリー制限ダイエットを続けていると「レプチン」というホルモンが出づらくなります。
- 脂肪細胞から分泌されるホルモン
- 基礎代謝が上がる効果がある。
- 体脂肪を燃焼させる効果がある。

レプチンの分泌が少なくなると、カラダは逆に体脂肪を蓄えようとするんだって。
カロリーが入ってくるとカラダを騙す
チートデイを取り入れることで「食べ物が体に入ってくる」と、カラダを騙します。
そうすることによって、レプチンがまた分泌されるうようになり、基礎代謝が上がり、体脂肪の燃焼が始まります。

アンダーカロリーだとレプチンが分泌されなくなるんだな。
糖質制限中のチートデイは逆効果
糖質制限ダイエットの場合は、糖質制限をすることによって「ケトン体回路」を活性化させています。
せっかくケトン体回路が回っているのに、そこに糖質を入れてしまうと、ケトン体回路の機能が落ちてしまいます。
また次の日から糖質制限をはじめても「ケトン体回路」の機能が元に戻るのに1週間~2週間かかってしまいます。
糖質制限ダイエットの限界
糖質制限ダイエットでは、体脂肪が「15%」くらいまでは楽に落ちていくと先生は言います。
そこから先は落ちづらくなる人も出てくるので、さらに体脂肪を落としたい場合はカロリー制限に切り替える必要があるとのこと。
しかし、あまり体脂肪を落としすぎないほうが良いということです。体脂肪を落としすぎると様々なデメリットがあります。
- 免疫力が落ちる
- 感染症にかかりやすくなる。
- 病気になりやすくなる。
ボディービルダーやフィジーク選手・ボクサーなどのバキバキの状態は「健康的とは言えない」ということでした。
糖質制限ダイエットにチートデイは必要か?医師の見解。まとめ
結論:糖質制限ダイエットにチートデイは必要ない
糖質制限ダイエットと同時にカロリー制限も行っている人も多いと思います。
糖質を制限するとその分カロリーを摂るのが難しくなりますからね。
糖質制限+カロリー制限の場合は、メリットもデメリットも両方あるって感じになりそうですね。
皆さんはチートデイいれますか?
ではまた!