
こんにちは!
酢飯大好き、Rito(Rito)です!
お酢って皆さん好きですか?あのすっぱい感じが好きな人と嫌いな人に分かれるものだと思いますが、私は結構あの酸っぱさがたまらなく好き。
その「お酢」が、糖質制限ダイエットに役立ちそうだっていう情報。
お忙しい人向け:サクッと結論
糖質制限ダイエットをする上で、なぜお酢がいいのか?
- お酢はインスリン抵抗性を減らす。
- 食前に小さじ2杯分のお酢を摂ろう。
- 白米よりも酢飯はGI値が40%も低い。
- お酢を飲むと満腹感が増す。
- 『飲むお酢』に注意して買うべし。
- オススメはリンゴ酢(ノーマル)
お酢はインスリン予防因子
糖質制限ダイエットをなぜするのか。
痩せるから。そうですよね。
ではなぜ痩せるのか。
糖質を制限することによって、脂肪を蓄えてしまうホルモン「インスリン」を多く分泌させないようにするため。
炭水化物(糖質)を摂ると、血糖値が上がり、インスリンが分泌される。
お酢はインスリンの「過剰分泌」を防いでくれる。
炭水化物とお酢を一緒に食べる例
イタリア人はよくパンにオイルや酢をつけて食べる。
これは高炭水化物と予防因子の酢を一緒に食べる例の1つ。
また、日本には「酢飯」という文化がある。
酢飯のGI値は、普通のご飯に比べると20%~40%も減少するという研究があります。
イギリスを代表する料理のひとつ、「フィッシュ・アンド・チップス」。
白身魚のフライとフライドポテトにかけるものといえば?
そう、モルトビネガーですね。
昔から「糖質と酢を一緒に摂ると体に良い」ということを、感覚的にわかっていたのでしょうね。
酢の抗菌作用
お酢には抗菌作用があることをご存知の方も多いハズ。
洗剤でも「お酢のチカラ」を全面に押し出している商品もあるくらい。
昔から酢は「減量に効く薬」とされてきた。
イギリスの詩人バイロン卿は「酢を減量に効く薬」として広め、酢に浸したビスケットやじゃがいもを食べていたと言う話もある。
小さじ2杯を食前に摂る:満腹感増加+インスリン減
Carol S. Johnston(キャロル・ジョンストン)博士(米アリゾナ州フェニックスにあるアリゾナ州立大学の健康増進栄養学部)の研究によると、食事時間中に小さじ2杯分の酢(10g)を摂ることが効果的だという。
また、野菜のピクルスや納豆を白米と一緒に食べると、GI値が遥かに低くなるということ。「納豆キムチが健康に良い」というのはそのような理由なのかも。
ジャガイモもまた、酢を混ぜたサラダにして食べた場合と、そのまま食べた場合、GI値は43%減・インスリン値は31%減少するとのこと。
もし炭水化物を摂取するときには「酢の物」も一緒に摂ると、インスリン値が抑えられるというわけ。
飲み会や食事会など、どうしても炭水化物を摂ってしまう場面では「酢」が使われている食べ物を摂取したい。
満腹感が持続する。
朝食前にお酢を飲んでからパンを食べた人とお酢を飲まずにパンを食べた人を比べた結果。
お酢を飲んだグループは食後90分間の満足感が持続したという研究結果がある。
また、1日に摂るカロリーが少し(約200~275kcal)減るという話もある。
お酢は血圧を下げる効果が期待できる。
お酢を飲むことで血圧が下がることが、証明されている。
内臓脂肪が減ったという研究結果
【試験概要】
肥満気味(BMI:25-30kg/㎡)で平均血中中性脂肪が155.5mg/dl(正常値は150mg/dl未満)の男女に食酢約15ml(酢酸750mg)を含む飲料、または、含まないプラセボ飲料(食酢の代わりに乳酸で味を似せた比較用の飲料)を1日1本(500ml)、朝晩2回に分けて12週間毎日続けて摂取してもらったところ、食酢を含む飲料を摂った多くの方で内臓脂肪、体重、腹囲、BMI、血中中性脂肪が減少しました。12週間摂取後の平均減少率は、内臓脂肪:4.9%、体重:1.6%、腹囲:1.5%、BMI:1.5%、血中中性脂肪:18.2%でした。
お酢を飲むという選択
しかしながら糖質制限ダイエット中には基本的に「パン」「ご飯」「フライドポテト」などは食べませんよね。
だったら普通に飲めばいいんです。お酢。
食事のときに摂るのももちろん良いのですが、普通に飲むのもオススメ。
クレオパトラは「酢」を飲んでいた。
世界の三代美女の1人「クレオパトラ」彼女もまた「酢」を愛飲していたのだとか。
ところで「Vinegar(酢)」はどのように作るかご存知だろうか?
酢はアルコールからできている。
簡単なまとめ(米酢の場合)
- 米を蒸して、「米こうじ(酵素)」と「水」を加える。酵素の働きで米のデンプンが糖に変えられ、それに「酵母」を加えて糖をアルコール発酵して、お酒を造る。
- そのお酒に、「純米酢」を混ぜ合わせて加温し、酢酸菌を加えると、酢酸菌のチカラによって、原料であるお酒のアルコール成分が、お酢の主成分である酢酸にかわる。
- 1ヶ月程度じっくりねかせて熟成。
- ろ過、殺菌→びん詰め。
もっと詳しく知りたい方はミツカンさんのHPへどうぞ。
お酢のできるまでお酢のできるまで│くらしプラ酢│ミツカングループ
そもそも「Vinegar(酢)」という言葉は、ラテン語の「Vinum acer(酸っぱいワイン)」からできている。
ワインを長時間放置すると、酢(酢酸)に変わったところからきている。
お酒を作るのに似ているのはそういうこと。
飲むお酢のオススメと注意点
「リンゴ酢」がおすすめ。
ダイエットにはリンゴ酢がおすすめ。
- 飲みやすい
- ペクチンが摂れる
飲むお酢を買うときに要注意!
お酢が体に良いことはわかった。しかしそこで安心して「飲むお酢」なる商品を安易に買ってはいけない。
理由は簡単。
「飲みやすくするために糖分を入れる」という本末転倒なことをしている商品が多いだからだ。
私たちはインスリン値を下げたいがためにお酢を摂ろうとしているのに、そのお酢に「果糖ぶどう糖液糖」などを混ぜてしまって「飲みやすく」しているものがある。注意しよう。
別の理由でお酢を飲むのであれば何の問題もないが、「ダイエットのため」「インスリン値を下げるため」に飲むのであれば、糖分を使っているお酢を飲むという事態は避けなければならない。
ミツカンの『まろやかりんご酢ドリンク』はダメ。
「リンゴ酢 おすすめ」などで検索してみると、多くのサイトがおすすめする「ミツカンのまろやかリンゴ酢ドリンク」
Amazon’s Choiceにも選ばれていた。
原材料を見てみよう。
リンゴ酢(国内製造)、リンゴ果汁、果糖ぶどう糖液糖、はちみつ、黒糖入り砂糖液、香料、酸味料、ビタミンC、甘味料(スクラロース)
原材料は、重量の多い順に書かれる。
つまり、1番多いのがリンゴ酢、2番めがリンゴ果汁、そして3位に「果糖ぶどう糖液糖」が使われている。
これはなにもミツカンだけではない。
いわゆる「飲むお酢」として売られている商品全般に言えること。
はちみつ黒酢ダイエットの糖質
例えば「はちみつ黒酢ダイエット」の糖質をご存知だろうか?
「はちみつ黒酢ダイエット」の糖質は5.1gだ。
本当!?と思った方はHPで確認してきてもらいたい。こういうのは自分で確認するのが一番。
私は糖質制限をするので、このはちみつ黒酢ダイエットは飲まない。
別のダイエット方法でダイエットを行っているのであれば全く問題はない。
目的が違うのであれば購入してもよいが、もし「インスリン値を抑えるため」なのであれば同じミツカンの商品でもノーマルな「リンゴ酢」同じを選ぶべきだ。
リンゴ酢・アルコール
同じ理由でタマノイの商品も「はちみつ黒酢ダイエット」ではなく、ノーマルな「リンゴ酢」を選ぶべき。
酢をサプリで摂るという選択
酢が体にいいとはいえ、あの酸っぱさがどうにも苦手な人も多い。
そういった場合はサプリメントで摂るという手もある。
例えば
・やわたの【黒香醋しょうが】
・やわたの【黒香醋にんにく】
など。
黒酢サプリメントは、「生姜」とか「にんにく」とか「すっぽん」など、それぞれの特徴があるから、自分でしっかりと判断する必要がありますね。
過度な期待はしないように。
酢を摂ったからといって、急激に体重が減るわけではない。
「〇〇しただけで簡単に痩せる。」というものが幻想でしか無いことは、皆さんおわかりの通り。
『酢を飲んだだけでみるみる痩せる』といった魔法の飲み物ではない。
『黒酢サプリを飲めば食べても良い』そんなワケはない。
また、小さじ2杯以上飲んだところで逆効果にもなり得るし、サプリメントを大量摂取するなどもってのほか。
何事も適度に。
これから糖質制限をする方、糖質制限をしている方の参考になれば幸いです。
私も健康のためにお酢を飲もうと思います!
ではまた!