
糖質制限ダイエットしてますか?
こんにちは。Rito(Rito)です!
糖質制限ダイエットをすると、最初の1ヶ月くらいはスッと痩せていきます。理由としては体内の水分が抜けるからと言われていますね。だから逆に、糖質制限をやめると水分が戻るから太るってことなんですけどね。
そんなもんわかってんだよ!!糖質制限の狙いはそこじゃないぞ!!って話。
なんで体内の水分が抜けるの?
そもそもなんで糖質を抜くと、同時に水分が抜けるんですか?って話。
グルコースとグリコーゲン
糖質(グルコース)は、血中を流れていてエネルギーになることは皆さんご存知の通り。
血液中のグルコース濃度の事を「血糖値」と言います。
このグルコースは、グリコーゲンという形で肝臓に蓄えられるのですが、血糖値の濃度が下がってくるとグリコーゲンを分解してグルコースとして血中に流します。そうして、血糖値を一定に保とうという働きが体にはあるんですね。
逆に血糖値が上がりすぎないように、肝臓に蓄える働きもあるのです。
しかし、肝臓も無限にグリコーゲンを貯められるわけではありません。肝臓に入り切らなかった分はどうなるでしょうか?そう、お察しの通り「体脂肪」となって蓄えられます。体脂肪の方は際限なくためていけますからね。肝臓に入り切らなかった糖質が体脂肪となって体ついていきます。
グリコーゲンは水と結合する。
糖質制限をすると、まず血中の糖質が使用されます。そして次に肝臓のグリコーゲンが使用されます。
このグリコーゲンは1gにつき3gの水と結合しています。
この水分は結合水と呼び、グリコーゲンとともにしか存在できません。ですから、グリコーゲンが1g減ると、同時に水分も3g減る。合計で4g減ります。
そりゃ早く体重が落ちるわけだ!
さすがにずっとは減り続けない。
さすがにずーっと肝臓のグリコーゲンだけ使い続けるわけには行きませんからね、ある程度水分が抜けると体重の減少は緩やかになります。
しかし、体重の減少がなくなると、そこでやめてしまって、また炭水化物を摂るようになってしまう人が多いみたいですね。
そうしたらまた、体内の水分が増えてもとに戻るのは当たり前の話。
体内の水分が抜けてからが、糖質制限ダイエットの本番です。
つまり、体重の減少が緩やかになったらチャンスということ。
筑波大:『肝臓のグリコーゲンが減ると、脂肪が燃えだす。』
筑波大学の矢作直也准教授らの研究チームは、肝臓内にグリコーゲン量の減少を感知する仕組みがあり、その働きによって、絶食時のエネルギー源を肝臓のグリコーゲンから脂肪細胞の中性脂肪に切り替えていることを発見した。肝臓内グリコーゲン量と脂肪燃焼との関係がはじめて解明され、脂肪をより効率的に燃焼させるためには、肝臓内グリコーゲン量を減らすことが有効であることがあきらかになった。
つまり、肝臓のグリコーゲンがなくなると、肝臓から脳に対して
「おい!体脂肪の方燃やしてエネルギー作れ!」
と、シグナルを出していること事。
- 血中の糖分が使われて、少なくなる。
- 肝臓のグリコーゲンが使われて糖分が補充される。
- 肝臓から脳に「体脂肪燃やせ」と指令が出る。
肝臓のグリコーゲンを減少させるためには。
では、肝臓のグリコーゲンを減少させるためにはどうしたら良いだろう?
簡単です。
血中のグルコースを使ってしまえば、肝臓はグリコーゲンを分解してグルコースを作るしか無い。
人間は普通、何もしなくとも血中のグルコースは5時間~6時間ほどで消費すると言われています。ですから、食事の時間もだいたいそれくらいの間隔が空いていますよね。
血中のグルコースを使うためには「運動」が最適。特に「有酸素運動」をすると、良いとされています。
運動をして血中のグルコースを使ってしまえば、肝臓から脳に指令がいくって寸法。

ダイエットには運動が良いっていう理由の一つだな!
運動以外の方法
運動は嫌だなぁという場合、食事の間隔をあけることで肝臓のグリコーゲンを使用させることができます。
何もしなくても5,6時間で血中のグルコースは消費されてしまいますからね。
例えば昨日の夜8時に夕飯を食べたとして、朝食を抜いてお昼まで何も食べなかった場合は、16時間何も食べないことになります。

朝食抜きダイエットだね!
糖質制限ダイエットは、水分が抜けてからが本番。
糖質制限ダイエットは水分が抜けてからが本番です。
体重減少幅が小さくなったからといって、そこでやめてしまってはもったいない。今からまさに体脂肪が燃えだそうと言うときにやめることはありません。
脂肪は水分と結合していませんから、減少幅が小さくなってしまうのは当然のことなのです。
焦らずにダイエットしていきましょう!
ではまた!
