「バターコーヒーダイエットで痩せた」という人もいれば、「バターコーヒーでは痩せない」という人もいます。
バターコーヒーダイエットは正しい方法で行わなければ効果が出ません。
「完全無欠」なのに痩せない・・・なぜ?と思っている方は要注意!実はやり方が間違っているかもしれませんよ?
この記事では、バターコーヒーダイエットで痩せない5つ理由とその対策について書きました。
バターコーヒーの効果を最大限に上げるために、原因の究明と対策をしましょう!
バターコーヒーダイエットで逆に太った・ヤメた人の5つの原因
バターコーヒーダイエットでは痩せない。
逆に太ってしまったという人に共通する5つの特徴をまとめました。
それぞれの原因についてもう少し深掘りしていきましょう。
1. 適当な作り方をしている。
よくある間違いの1つに「自己流で作ってしまう。」というものがあります。
- ホットコーヒーを用意する。
- グラスフェッドバターを大さじ1程度入れる。
- MCTオイルを大さじ1程度入れる。
- ミキサーで混ぜる。
これが基本の作り方なのですが、勝手にアレンジして「痩せない痩せない」といっている人がいます。
よくある間違い1:砂糖を入れてしまっている。
完全無欠バターコーヒーでは、「ブラックコーヒー」にバターやMCTオイルを溶かして飲みます。
バターが入るため、ある程度味はまろやかになりますが「甘くはありません。」
甘いコーヒーじゃないと飲めないという人が、砂糖を追加してしまっているパターンがあります。
よくある間違い2. 牛乳を使ってしまっている。
これもよくある間違いなのですが、もっとまろやかにするために牛乳を入れてカフェラテ風にする人。
上記の動画の方は、牛乳を入れてしまったため体重の減少はなかったと分析していました。
2. たまにやるだけで続けていない。
気分でダイエット方法を変えてしまってなかなか痩せない人のパターンです。
これはバターコーヒーに限った話ではないのですが、コロコロとダイエット方法を変えるのはNG。
1度決めは方法は、最低1ヶ月は続けましょう。
週に1回や2回では意味がない。
週に1回2回完全無欠コーヒーを飲んで、仮に痩せたとしても、それは完全無欠バターコーヒーのおかげなのでしょうか?
おそらく違いますよね。
週に1回2回でOKなのは筋トレ!食事療法の場合は毎日の積み重ねが大切になります。
面倒くさがりにおすすめのインスタントバターコーヒー
バターコーヒーを作るのが面倒くさくて続けられないという方におすすめなのが、インスタントタイプのバターコーヒーです。
自作のバターコーヒーと比べると脂質の量は少ないですが、手間は断然インスタント。
1杯60円くらいなので、コンビニコーヒーよりも安いですよ!

3. そもそもカロリーオーバー。
完全無欠コーヒーの利点が全く理解できていないパターンです。
バターコーヒーを飲んでいるのにもかかわらず、プラスαでケーキとか食べちゃう人。
お前は何のためにバターコーヒーを飲んでいるんだと小一時間問い詰めたい。
バターコーヒーは痩せるコーヒーではありません。もちろんカロリーもあります。(150kcal程度ですが。)
バターコーヒーの利点の1つ:満腹感
完全無欠バターコーヒーの利点はその満腹感にあります。
バターとMCTオイルが入っているということで、普通のコーヒーの何倍も「重い」のです。
飲んで数分後に胃にズシッと来る感じがあります。
「完全無欠バターコーヒーを飲むことで、他のものを食べない」そうしてカロリーを抑えるのが1つのポイントです。
バターコーヒーを飲みながらケーキを食べてしまっては何の意味もない。
むしろ普通のブラックコーヒーのほうがマシです。
満腹感を感じる前に別のものも一緒に食べないように気をつけましょう。
4. 美味しくないからヤメてしまった。
これは半分仕方がない理由ですね。
自分の舌に合わないものを続けてもしょうがないです。
ダイエットは楽しく続けられるものを選択するべきだと私も思っています。
でも、美味しいバターコーヒーと出会っていたら続けられていたかもしれないと思うとちょっと残念ですね。
5. お腹が痛くなるのでヤメてしまった。
妥当な理由です。
コーヒーやバター・MCTオイルがカラダに合わない人もいます。
上記しましたが、完全無欠バターコーヒーは「重い」です。胃腸の弱い人は、中にはお腹が痛くなったり下痢になってしまう人もいます。
ですから、初めのうちはバターやMCTオイルを少な目で試してくことをおすすめしています。



カラダに合わないと思ったら続ける必要は全くありません。
別の方法でもちゃんとダイエットできます。
大丈夫ですよ。
完全無欠バターコーヒーダイエットを成功させるための対策
では、完全無欠コーヒーでダイエットを成功させるためにはどうすればよいのでしょうか。
完全無欠コーヒー・バターコーヒーが流行ったのは『シリコンバレー式自分を変える最強の食事』からと言っても良いでしょう。
ということで改めて「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」の完全無欠ダイエットのポイントを見ておきましょう。
シリコンバレー式自分を変える最強の食事:完全無欠ダイエットのポイント
- 食事タイミングは1日の8時間以内
- 筋トレをする。有酸素は20分以内
- 野菜を食べる。やっぱり野菜だね!
- グラスフェッド(牧草食)の牛肉やラム肉を食べる
- 果物を夜に食べる。(ベリー系や柑橘系がオススメ)
- 調理の基本は「茹でる」。禁止→「あぶる」
- さつまいも・にんじん・かぼちゃなどの炭水化物は時々とる。
- 良質な脂質をしっかりと摂る。低脂肪は×
何のダイエットを取り入れるのかを再確認する。
ありがちな失敗例として上げましたが、「ダイエットの方法をコロコロ変える」ことはヤメましょう。
今、自分は何のダイエットをするのかということをしっかりと再確認することが必要になるでしょう。
私は基本的にどのダイエット方法でも(体質にあっていれば)痩せると思っていますので、ローカーボだろうとローファットだろうと構わないと思います。
自分の体質に合ったダイエット方法を見極めるためにも1ヶ月程度は見たほうが良いと思います。
ケトジェニック・糖質制限・高脂質ダイエットでうまくいかない場合
「ケトジェニックダイエット」・「糖質制限ダイエット」・「高脂質ダイエット」それぞれ言い方は違いますが、基本の部分、根っこは同じです。
炭水化物を摂らないようにして、ケトン体回路を回す。
バターコーヒーダイエットは、糖質が0ですのでこれらのダイエット方法ととても相性が良いです。
うまくいかない理由:中途半端に糖質を摂っている。
ケトも糖質制限も高脂質も、「中途半端な糖質制限」ではうまくいかない場合が多いです。
ハンパな糖質制限の場合はケトン回路ではなく、糖質回路が回りますのでうまく脂肪が燃焼されません。
思い切って1日30g程度に抑えてみるか、ローカロリーダイエットに転向するのも1つの手です。
ローカロリーダイエットでうまくいかない場合
ローカロリーダイエットでうまくいかない場合、「カロリー計算ができていない。」
ローカロリーダイエットの難しいところは、カロリーを制限すると「一緒に代謝も下がる」という点ですね。
ですから「最初は順調に落ちたけど、なかなか落ちない時期が来る」という、いわゆる停滞期があります。
さらに消費カロリーというのはその日の体調によって上下します。常に一定で2000kcal消費するカラダというものはありません。
調子が悪ければ、その日の消費カロリーも少ないでしょう。
停滞期が訪れた場合、思い切って「チートデイ」を入れてみるのも一つの手かもしれませんね。



間欠的ファスティング(断続的ファスティング)でうまいくいかない場合
「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」ではこの方法を選択していましたね。
私も3ヶ月ダイエットの、最後の1ヶ月はこの方法で痩せました。



やっぱりカロリーオーバーの可能性
間欠的ファスティングを行っているにもかかわらず、なかなか痩せない場合は、おやつなどでカロリーオーバーをしている可能性が高いです。
間欠的ファスティングの肝は「空腹の時間帯を作る」ということです。
おやつなどの間食はせずに、しっかりと食事と食事の時間をあけて、「食べるときに食べる。」
メリハリをつけることを再確認してみましょう。



完全無欠バターコーヒーダイエットで体重が減らない人の原因まとめ
バターコーヒーダイットは、ハマる人とハマらない人の差が大きいダイエット方法だと思います。
「これは痩せるね!」という人と「私には無理だ。」という人の両極端になりやすいダイエット方法です。
自分の体にあっていれば取り入れ、合っていないのであれば切り替えて別のダイエット方法を試しましょう。
- 原因1:適当な作り方をしている。
- 原因2:たまに飲むだけ。続けていない。
- 原因3:そもそもカロリーオーバーしている。
- 原因4:美味しくないからヤメた。
- 原因5:お腹が痛くなるのでヤメた。
自分が普段食べているものを再確認してみると、意外と食べていたり逆に食べなすぎたりしているかもしれません。
もしお腹が痛くなる等の理由でないのであれば、ダイエット方法の再確認をするいい機会になりますね。
自分に合ったダイエット方法で一歩一歩進んでいきましょう!
ではまた!


