ファスティング

【解説】3種類のファスティングのやり方を知って、効果的に痩せる

澤田美香(25・仮名)が25歳に近づいていたとき、彼女の体重は75kgにせまるほどでした。

明らかなぽっちゃり体型。そのことでイジられることも多かったそうです。

イジられながら、笑顔の裏では『いつか見返してやる。』そう思っていました。

158cm・75kgは医学的に肥満。
彼女はスリムになるためにスポーツジムに通い始め、週に5日有酸素運動をしました。

始めのうちは気合を入れて毎日のようにジムに通っていましたが、仕事が忙しくなり次第に運動をする時間を取れなくなりはじめました。

数カ月後には行くことが面倒くさくなってしまいました。

彼女が運動をやめると、彼女の体重は元通りになってしまったのです。

「やっぱり自分にはダイエットなんてできないのかもしれない。」

「このままではマズいってわかっているけれど…。」

もともと運動は得意ではない美香さんが、試した方法が「ファスティング」でした。

美香さんは様々なファスティングを試しながら自分に合ったファスティングを模索しました。

彼女は半年で体重が15kg減り、60kgを切るまでになっていました。ファスティングは彼女に合っていたのです。

ファスティングは体重が軽くなるだけではなく、輪郭もシャープになり・幸せな気持ちになれます。

ジムに行ったり、カロリーを計算するよりもずっと楽。食事のことも考えなくていいしね。本当に食べたいものだけ食べれば十分。」と、彼女は言います。

ファスティング方法は様々ありますが、大きく分けると3種類に分類されます。

この記事では、ファスティングの種類についてわかりやすく解説します。

3種類のファスティングを知って、あなたの目的・ライフスタイルに合った最適な方法をチョイスすることで、効率よくダイエットを進めることができますよ。

サッと結論まとめ

とりあえずどんなものがあるのかをサッと知りたい方向けの簡単なまとめです。

3種類のファスティング
  1. 置き換えファスティング:1食置き換えダイエットなど、低カロリーのものを食べる安全に配慮した方法
  2. 期間ファスティング1日~3週間など、期間を決めて行うファスティング方法。最も即効性が高く、一般的に知られているもの。
  3. 間欠的ファスティングファスティングを断続的に行う方法。時間を区切ったり、1日おきに行ったり、3日毎に行ったりする。
では、じっくりと知りたい方は続きをどうぞ。

まずファスティングとは

ファスティングの日本語訳は「断食」です。

一般的に12時間~3週間の期間にわたって、食べ物やカロリーの含まれる飲み物を全くもしくは、ほとんど食べないことをさします。

種類1:置き換えファスティング

置き換えファスティングは、「Fasting-mimicking diet(ファスティング模倣ダイエット)」とも言われます。

1食や2食を野菜スープやエナジードリンク・プロテイン・酵素ドリンクなどの軽い食べ物を食べてわずかなカロリーを摂取する方法。

完全に断食をするわけではなく、低カロリーで栄養素を取り入れるもの。

最も安全に配慮したファスティング方法です。

ファスティング初心者さんは、このファスティングからチャレンジすることをおすすめします。

期間:数日間

期間は数日間行います。

1日の1食だけ置き換えても効果は薄いです。

最低でも3日は続ける必要があるでしょう。

目的:普段の食生活を改めたい

置き換えファスティングは、空腹状態にはなりますが栄養を摂りながら進める方法です。

即効で効果を出したい人にはイマイチかもしれませんが、普段の食事をクリーンなものにして、最も安全な方法でじっくりとに痩せたいと考えている人にオススメです。

種類2:期間ファスティング

期間ファスティングのやり方
Periodic fastig(期間ファスティング)とは、最も一般的なファスティング方法。

期間を決めてファスティングを行います。

即効性が最も高いですが、長期間やる場合は専門家のサポートが必要になることもあります。

3日以上のファスティングは、初心者さんにはおすすめしません。

期間:1日~3週間

期間ファスティングは1日~数日・数週間と期間を決めて行う本格的なファスティングです。

3日程度までは個人で行っても大丈夫ですが、1週間ファスティングをする場合は、かなり周到な準備が必要になります。

準備食や回復食などまでしっかりと考えたいですね。

目的:短期間で結果を出したい・リセットしたい・スイッチを入れたい

期間ファスティングのメリットはカラダのリセットと、ダイエットのモチベーションを上げることです。

もちろん1日・2日食べませんので体重の減少はあります。

短期間で結果が出るのはもちろんですが、終わってすぐに食べてしまっては意味がありません。

ダイエット開始の最初に行うと、「これからダイエットするぞ!」と気合が入るので、オススメです。

期間ファスティングのやり方
期間的ファスティングのダイエット方法をはじめからていねいにファスティングってどうやればいいの?いろいろな方法があるけれど正しいやり方がわからない。そんな人のために、期間ファスティングのやり方をはじめからていねいに解説しました。...

種類3:間欠的(断続的)ファスティング

間欠的ファスティング
Intermittent fasting(間欠的ファスティング)は、一定時間食べ物を食べない、または断続的にカロリー摂取量を減らすこと(例:1日当たり500カロリー)を含みます。

期間:断続的に行う

間欠的ファスティングは「断続的ファスティング」とも言われます。

例えば有名な間欠的ファスティング方法に「5:2ファスティング」というものがあります。

これは1週間のうち2日間ファスティングを行うもので、水曜日と土曜日はファスティングの日のようにします。

食事時間制限ファスティング

こちらは1日のうちで食事時間を決める方法です。

『ダイエットウィンドウ』という考え方でもあります。

ダイエットウィンドウとは、食事をする時間のこと。

例えば、朝8時に朝食を食べて、夜8時に夕食を食べるとすると、ダイエットウィンドウは「12時間」となります。そして食べていない時間は12時間ですね。

メンタリストのDaigoさんが行っている断食

動画の中では「プチ断食」と言っていますが、「16:8ダイエット」と呼ばれる方法です。

16時間のファスティング時間を設けて、8時間の間に1日の食事を終わらせるという方法です。

目的:定期的なリセット・トータルカロリーの抑制

間欠的ファスティングは定期的にファスティングを取り入れることで、体内のリセットを行うことができます。

また、1週間単位で考えたときにトータルの摂取カロリーを抑える効果があります。

食べるときと食べないときを明確に区別することが、間欠的ファスティングでは大切になります。

食べない時間を長くとることで、オートファジーといった再生機能を活性化させることもできます。

ダイエットウィンドウ」は6時間や8時間と短いほうがよい・また日中に設定したほうが良いと言われています。

様々な間欠的ファスティングがあります。興味のある方は詳細ページで解説してあります。
間欠的ファスティング
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あなたに合ったファスティングは?

3つのファスティング方法をご紹介しました。気になるファスティング方法はありましたか?

最後にまとめて終わりにします。

気になるものがあればクリックしてください。

それぞれの方法の詳しいやり方を説明しています。

もう太っていることでイジられて、心を痛める必要はありません。

ファスティングで痩せてキレイになりましょう。

ファスティングのメリットやデメリットを詳しく知りたい方は以下のリンクからどうぞ。

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